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今日のできごと::相田の一期一会
汗びっしょり、のどはカラカラ、気分最高!
今年も最高のライブだった!


名残惜しさもあるが、いつまでも会場内にはいれない。

同じ思いの者同士が次から次へと会場を後にする。

「最高でしたね!また来年!」
「次は○○で会いましょう!」
「これから、どこか行きますか?」

外では様々な会話が飛び交っている。

「いや〜最高だったね!一時はどうなるかとあせったけど」
(入場時のファンクラブカード)
「じゃあ帰ろうか!」

外に出て駐車場に向かっていると
暗がりから関係者らしきスーツ姿のお兄さんがヌウーと現れ
「すみません、ここは関係者のみの立ち入り区域ですので、あちらの方にお回り下さい」
「えっ?あっ、すみません」

ちょっとビックリしたが駐車場に向かう際、知らぬ間にそんな場所を歩いていたようだ。

ちゃんとした区域に戻って
「でもさ〜なんであんな所にもスタッフがいるんだろね???」
「慌てたように見えたよね〜」
「何かあるんじゃない?」

「もしかして〜あれか〜???」
去年みたいに〜???」

遠巻きに歩きながら見ていると
「関係者入り口B」なる表示に遭遇。

その入り口の奥には、ピカピカ光る高級車が一台!

「やっぱりそうだ!ここから永チャンが出るんだ!」
「どうする待ってる?」

去年、長岡公演で偶然にも永チャンが車で出て行く所に遭遇し
車の窓を開けて「ありがとう」って手を振ってくれた。

「やった〜!ラッキー!今年もだ!」

どこにでも気配や匂いに敏感なファンはいるもので
私たちが出待ち場所を確保していると
数名の人たちが同じように同じ場所に集まりだす。

すると遠くにいた若いスタッフの人が気付いてやってくる。

「ここは車道ですので立ち止まらないで下さい」
明らかに怪しい・・・

「あそこの歩道ならいいですか?」
「他の方の通行の邪魔にならないように!」
(ほとんどが帰ってしまい歩行者などいない)

「ここを永チャンが通るんですか?」
「・・・・・」

答えないが続々と集まりだすスタッフたち!

「間違いない!やっぱりここだ!」

数分後、別の人が
「ここを永チャンが通るんですか?」
「・・・・・」

答えないが、ロープを持った人が現れ、私たちの前に張り巡らす!

「間違いない!絶対ここに間違いない!」

遠くに見える入り口奥のピカピカ高級車はまだ発車しない。

インカムをつけたスタッフたちが慌しくなる

「そろそろか?今夜の永チャンはどんなかな?」
緊張が高まる私たち総勢約20名

ひときわ偉そうなスタッフがこっちにやってきて
「写真と駆け込みは駄目ですので、ヨロシク!」

(解ってますよ!兄さん!僕らは善良なファンですぜ!だから早く〜〜)

ピカッ!
ピカピカ高級車のライトが点灯する!いよいよだ!

待っているみんなの緊張が最高潮に達し
入り口から車が出てくる。

「よし、そこを左に廻って、右に廻って、この前を通過だぞ〜!」

しかし、ピカピカ高級車の運転手はハンドルを右に切る・・・

「それなら、そこから左で、それからこの前をスウ〜だぞ〜!」

しかし、ピカピカ高級車の運転手は、そこも右にハンドルを切る・・・

「ええっっっ〜〜どういう事?あっちの方にいってしまった!!!」
「あっちから戻ってくるのかな?????」
(運転手〜!どうしたんだ?コースが違うぞ〜!!!」

数秒後、ピカピカ高級車は遥か先の道路を
誰一人のファンにも干渉される事無く走り去っていった!

ガックリしている私たちを尻目に
口元がニヤリと笑ったようなスタッフ!

「やられた!最後に最高のサプライズ!」

誰一人、スタッフを責める者もおらず
自己責任をそれぞれが痛感しながら
さっきまでの30分程を消去し、車の中では
何事も無かったかのように
「いや〜最高だったね!」

何がなんでも
永チャン、ありがとう!




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